過去を気にせず、未来を生きればいいというのは危険だという話

こんにちは、しゅんです。

今回は少しテイストを変えて、


思ったことを書いてみようと思う。

「過去は気にしなくていい。
 本当に生きたい自分を生きればいい」

というような話、聞くと思います。

この言葉のように、人はみんな

「本当に生きたい自分」を生きていい。

むしろ、不安定な時代だからこそ、

他の何かの軸に沿って生きるのではなく、

「本来の自分」を生きないと

これからはどんどん辛くなる。

しかし、

「過去は気にしなくていい」

という部分には少々疑問を感じます。

過去を気にしないというのは

今までの自分を受け入れずに

無理やり前に進もうということに近い。

それって、臭いものには蓋をするのと同じで

きっと、どこかで腐って表に出てきてしまう。

ふとした瞬間、

誰かと会話しているときとか

大切な人と一緒にいる時とか

お仕事をしている時とか

感情が揺れやすいときに

何かが琴線に触れて、出てくる時がある。

感情に支配されることで、

言いたくないことを言ってしまったりして

信頼が崩れるなんてことがある。

だから、大事なのは

「過去を気にしない」のではなく、

「過去の自分も全て自分だと受け入れる」

ことだと思う。

他の人とは違うと感じて辛かった自分

人前に出てリーダーをしたかったのにできなかった自分

コンプレックスだらけで自分を嫌いだった自分

人の視線ばかり気にして自分を生きてなかった自分

そんな過去の自分も全部大切な自分。

ネガティブに感じた自分がいるから、

これから新しく挑戦したいと思える自分がいる。

辛さを感じた自分がいてくれたから

変わろうと頑張れた自分がいる。

そう思うと、

「本来の自分」を生きるためには

「本来の自分を生きれてなかった自分」も必要で、

どっちも大切な自分なんだと思える。

これはビジネスでブランドを作る時も一緒。

自分よりすごい経歴の人を見て羨ましく思ったり。

過去の頑張れてなかった自分を悔やんでしまったり。

憧れの見られ方と、自分の外見の差に醜さを感じたり。

「こうだったらいいのになー」

なんて、つい思ってしまうことがある。

でも、そうやって嘆いている間は

いつまでたってもブランドなんて作れない。

過去の自分を受け入れ、

今の自分を受け入れ、

本来の自分らしさを受け入れ、

ブランドを作っていく。

でも、実際はね、嘆いるのは案外自分だけで、

誰にでも素敵なブランドは作れるものなんだ。

だって、魅力的じゃない人なんて

この世には一人もいないんだから。

誰がなんと言おうと、あなたは、魅力的で

素敵なブランド作ることができるよ。

綺麗事と思われるかもしれないけど、

実際そうなんだから仕方がない。

いつも応援しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

(ポエムっぽくなっちゃった。笑)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大久保 俊のアバター 大久保 俊 デザイナー | ブランド戦略ナビゲーター

「ブランディング」と「デザイン」で、人や企業の個性と価値を再設計し、集客・販売などの事業成長をサポートしてます。【事業】LP制作 / デザイン受託 / コンサル / 研修など【プライベート】娘にデレデレの一児の父 | 湘南 | 温泉 | 料理

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次